there is a light that never goes out / lucksmiths [the smiths cover]

luckiesことthe lucksmithsの名前の元ネタはthe smiths
とか書きつつ、スミスって積極的にちゃんと聴いたことがほぼないの。

とかいうことを言ってごまかしながらずーっとになってます。


ここんとこ気に入って聴いているのはラックスミスの新作、
ではなくて、おまけ的にいっしょに買ったレアトラック集の方です。えへへ。
いや、ずっとほしかったんですけども(このへんで叫んでました*1)、
機会のがして買ってなかったのを今回やっと買ったんです。

これ、買ってないラッキーズファンは買うべきですよ!
と今さらえらそうに言いたくなる名盤!

「SPRING A LEAK」というタイトルでA盤とB盤の2枚組45曲。
シングルのB面などに加えて未発表曲やライブ音源が、
年代問わず縦横無尽につまっています。
シングルやコンピもこつこつ集めてるなら聴いたことある曲ばかりですが、
まとめて聴くとなんともたのしいことに。

ほんとすっごい愉快に楽しい、これ! 
A盤がアップテンポな感じで飛ばしてB盤は少ししっとりゆったりと、
という感じがしました。


ジャケットもかわいらしいしリーフレットの写真もすごくいい。
ライブ音源も入っているので、それもあいまって
ラッキーズのいきいきした感じが思いきり楽しめるのです。


これを聴いてて初めてラックスミスを聴いてわくわくした秋のことを思い出す。
ちょうど今くらいかもう少し早い秋の時期で、
友達に貸してもらって「A GOOD KIND OF NERVOUS」を聴いて、
その少し後にライブを観た。
ラッキーズはあたたかくてロマンチックで素朴でおかしくて。
こころが揺さぶられた。せつなくてうれしくて楽しくて。
ちょっと早い初雪が積もってた零下の夜で、そんな中に半袖で外に駆け出せたくらいに、
すっごいこころが高ぶった。
のでした。*2



って、そんな思い出を書きたかったわけではまったくなかったのに。
つい。
そして、そこまで思い入れを強く語りながら、ふと下をみると、
「たのしいなーこの曲なんだったかしら?」とか言ってごきげんに見ていた
リーフレットをマットの上コロコロするアレの上に思いっきり置いていました。
すてきすぎる表紙がしっかりと粘着テープにくっついておりました。
あほすぎる、、、わたしの愛はこんなもんです。


で、ほんとに書きたかったのは、タイトルにした曲のこと。
スミスの曲をラックスミスがカバー。
何も知らずに聴いてて、あら好きな感じの曲だわ、
ラッキーズなのに2階建てバスなんて歌ってる、ロンドンかいな、
と思ったらスミスの曲だった。これって有名な曲ですよね、きっと。
好きでした。なんか物議かもしそうな(いやきっとそうなんですよね)という歌詞にも、
少ししびれた。
スミス、ちゃんと聴いてみようかな。と思った。

という数行で終わった。
ラッキーズ新作の方はまだあんまりちゃんと聴いてません。
なぜか別の古いアルバム取り出して聴いたりしてて。えへへ。

*1:http://d.hatena.ne.jp/soradio/20070914

*2:ちなみになぜ寒い中へ駆け出したのかというと、ライブの後にレコードを買いたくなり、でももうほぼ売り切れでのこっていたのはたしかSTAIRING INTO THE SKYのアナログ盤がもうほんの少しだけで、プレイヤーないから聴けないでもこの気持ちの記念に何かがほしいとさんざん迷って決めたんだけどポッケにお金がなく、したら物販してたTALIが「お金とってくるまでとっといたげるよ」と言ってくれたので引くに引けなくなり、徒歩20秒の距離にあった部屋まで走って財布取りに行ったから(そして反対方向に徒歩1分のATMまでまた走った)。そしてなぜに半袖かというとコート預けるクローク代をけちって薄着だったから。だってライブ代が600円くらいでクローク代が100円ちょっとで家と会場が20秒ならあほらしすぎないかと。いやまあたんにお金がなかったからですが。でもあの時のあの少しぴりっとする冷気と高揚した気持ちと赤くなった肌の感覚とは今でも忘れられない。そしてほんとに寒いとも思わなかった。ほんとに。青春だったんだなーと、思います。