david & the citizens!

なーんとなく、なぜだか聴きたくなって、かけてみたらシチズンズオンパレードに。
1枚目の「for all happy endings」から、デモテープ、と流して、
「stop the tape! stop the tape!」(実はいまだ持ってない)からの曲、
「a heart & a hand & the love for a band」を聴いてみると、
「なんだ、えらいギターとかしっかりしちゃって、バンドらしくなっているではないか!」
とびっくりした。いまさらに。
変わってないようで、でも音がずいぶん変わったんだなあと、
いまさらながらに思ったりした。

2002年のいまごろは、DAVID & THE CITIZENSの最初のアルバムが出たばかりの頃で、
それを夢中で聴いていました。ネットでみつけたデモテープ版の数曲も、大好きだったなあ。
夏のフェスに出た分の映像なんかも、飽きもせずに観ていた。
アルバム買ったお店でライブ告知のポスターももらったりまでしました。
(ちなみにそのポスターは、日本編集盤のジャケットと同じ、あのねこの絵のやつ)

2枚目のアルバムは、北欧に旅する友人に頼んで買ってきてもらったりもしました。
のだが、そのアルバムがもひとつしっくり来ず、
その後はすっかり遠くなってしまい、
日本で編集盤が出る頃には新曲とかもよくわからなくなってしまった。
チェックしてもアルバムは結局手に入れられていないような感じで。

それでも、やっぱり最初のアルバムとデモ曲たちはすごく好きです。
デモの曲は、日本編集盤のセルフタイトルのアルバムにたくさん収録されている(はず)。
2枚目は、やっぱり、しっくり来ない、のだが。好きな曲はいくつかあるし、
先行シングルだった「new direction」(いま流れている!)はいま聴いても、
やっぱりすごくいいんだけどもなー。

2枚目「Until the sadness is gone」は、
エネルギーと方向がいまいちちぐはぐな感じがして、
聴いてて消耗する気がするのです。なので、げんきがないと聴けない。
「一見ちんどん屋的な縦横無尽なごちゃまぜで、
意味も脈絡もなく跳ね回っているようでいて、
でも実はうまーくくるっとまわってまとまって最後は着地」
というシチズンズの持ち味がなーんかうまく活かされてないような。

3枚目「stop the tape! 〜」は、今回ちゃんと聴いてみたくなりました。
stop the tape!以降は、アルバム出てはいない、よねえ?


と、あんまり誰も共感はしないだろう細かいシチズンズあれこれ。
たまに、いろいろ書きたくなるのです、このバンド。
たぶん結局のとこは好きなんだろなーと思います。気になるあいつらなんですわ。