KENJI OZAWA シングルズとか

「うさぎ!」の話題とかで、なんだか小沢くんづいており、先日持って帰ってきたシングル集を聴いています。
怒濤のシングルリリースラッシュがあったのは、ジャケット見ると97年の秋冬。もう8年前、8年前!
この頃のシングルの曲はことごとくいいなあと思います。

「LIFE」は大好きで、「犬は吠えるがキャラバンは進む」はその後で知ったのだけどやっぱりすごく好きで、その後待って待ってして聴いた「球体の奏でる音楽」はあまりなじめなかったのでした。ほんとに何回かしか聴いてない気がするし、音源も手元には置いていないくらいで、それぞれの曲はいいなと思うけれども、アルバムとしてぐっとこなかった。その後、長い間アルバムは出なかったわけですが、シングルはどれもすごく好きだった。

「恋しくて」*1とか「春にして君を想う」*2とか「指さえも」とか、わりとしっとりナンバーがお気に入りだったのですが、改めて聴いていると、「ダイスを転がせ」や「ある光」みたいなのもまたよくて。と、何度も何度も振り返って聴いてはしみるシングル曲たち。また今聴くと違った気分でしみます。気づけばこの曲たちを書いてた小沢くんよりも年上になってしまっている、のか、も、というのも違った意味で感慨深く。ああ、こんな気持ちに思える恋ってすばらしいなとか、いやーそれはちょっと、と思ったり。

ファンとして残念だったことは、このシングルの頃の勢いの曲が結局まとまって発表されないままになってしまったこと、結局出たアルバムはまったく違う感じのものだったこと、かもしれないな、とそれもまた思いました。いまさらだけども。こういうアルバムが来る、と思っていたもの。

ちなみにいちばん新しい小沢アルバムは、、、それこそ1度くらいしか聴けなかった。今聴けばまた違うのかもしれないので、封印を解いてみようかと思ったゆうべです。それだって考えてみればもう数年前ですよね。新しい音源が聴けるならばそれは聴いてみたいな。

*1:2回目の「ベイビー!」と叫ぶとことかさ、キムチラーメンを探して夜の街に出かけた、と一息でいうとことか。せつなすぎる。

*2:タイトルで負けましたよ。フレドリク・トール・フレドリクソンの同名映画、好きなのです。