memo

そういえば、先日書いたBEAR QUARTETも北国出身、だったかどうかまで覚えてないけど、レーベルは北のレーベル(ウェストサイドファブリケーションでした)。

スウェーデンのポップがブームだった十数年前、あの頃はやたらと北に注目が向いていたのは、日本からだけなのか現地でもだったのかわからないけど、とにかくウメオ以北が元気だった。
今はまたストックホルムイェーテボリかマルメか、という感じの南中心でシーンは回っている気がする。VAPNETやHELLO SAFERIDEの登場でにわかに注目のオステシュンドも北の街だけど、あくまでもその街出身というだけだしそれ以上の注目はなさそう。でも、あの頃は、その街自体にスタジオやレーベルがあって、バンドもそこに住んでたりした。
ウーメオ、シェレフティオなんて北の街にスタジオがあったりレーベルがあったり、それが紹介されてた、なんていうのは、考えてみればふしぎな感じ。
今はもとに戻ったというか、やっぱり中央集権的というか、南中心というか。田舎は田舎、というのは、当たり前のことかもしれないけど。
これは、まったくの個人的な感情と感傷のせいだけなのかもしれないけど、たぶん絶対にそうなのだけども、南よりも北の方に肩入れが強い自分としては、北国と聞くと無条件にいいとかはないけれども、でもやっぱり心は北に向く。
言葉のなまりもわたくしは北のが好きです。意外にも訛りがあまりないという訛り具合が。抑揚がすくなくてすっきりしてて割に無口な感じとかも。
でも「北に住んでたら男子はマッチョでホモフォビアでなければ生き抜けない。中高生の話題といえばスノースクーター。もううんざりだった」(VAPNET MARTINがどこかでしてた発言)というのはものすごくうなずける。そこから外れたらいじめられっこになってしまう、というのもわかる。すごくわかる! 
わかるけれども。仕事もないし天候も過酷だし閉鎖的、だけども、でも南にはない大らかさもある気がするんだよなー。あと、辺境にいるからこそのこだわりとこだわりのなさと包容力みたいなものとか。それが自分にしっくりくるだけなんだろうけども。

と、大変に中途半端な感じのところで、中断。眠たくなりました。また続きいつか書きます、たぶん。