kite song - rosie thomas

ひさびさにLast.fmのぞいたら、なぜかおすすめビデオに
Rosie Thomasが! 
http://www.last.fm/music/Rosie+Thomas/+videos/4130354

ということで、
これまたほんとに久々に、ロージーの歌を聴きました。
かわいらしい歌だった。

このクリップには、スフィアン・スティーヴンスが出ているそうで、
しかしながら全然このひとのことを知らないので、
確かにそういえばこんなひとだったなあ、と、
ぼんやりと思いつつ、ロージー! 
クリップの中で凧追いかけてこけるひとがロージー本人。


ロージー・トーマスのことも経歴など詳しくはよく知らないのだけども、
2001年にアルバム(ソロデビュー盤だったらしい)が出た時のツアーで、
なんとなく偶然にライブを観ました。

それはそれは衝撃のステージ!
ビデオ観るとわかるように、とてもやさしい声でフォーキーな感じなのですが、
ひとたびしゃべり出すと、コメディアン! 
スタンダップかよしもとか、という切れっぷり! 
まあ、実際にはよしもとかとは思わなかったけども。
いやーこれがまさにのアメリカンスタイルなのだなあ、
アメリカンコメディ、もっといえばアメリカなのだなあ、きっと! 
としみじみ感心した。
会場の女の子たちには総うけでした。
(男子はわりとひいていた、気が、する、ような気がする)
そしてまたギターに戻ると、切々と歌い上げるので、もうほんとにすばらしかった。
愉快でせつない夜でした。

それは、なんというか、アメリカの西側の上の辺りの、
なんともいえないからっとした空気とアメリカの内包する多重性みたいなものを
感じたのかもしれない、と、今になってみると思います。うまくいえないけど。
とにかく、ガールズ(ガルルルズ?)たちには、
それはおもしろくて楽しかった、のです!



その印象でアルバムを買ったらば、ちょっともの足りない気分になりました。


という印象のまま、6年ほどたってしまっているのですが、
アルバムたくさん出ていた。
この曲聴く限りはまったく変わっていないようだけども、
また聴いてみたくなりました。変わってなさがここちよかった。

ちなみにレーベルは名門SUB POP。

http://www.last.fm/music/Rosie+Thomas


個人的になつかしいエピソードは、
「トーマスっていう名前だったから、男性SSWかと思って観に行かなかった!」
という、きっと好みだったと思うよ、と後日話したときの友達からのコメント。
トーマスって、どうみても名字やんけ、と思った。
CDRにしてあげようとおもいながら、はや6年。ごめんよ。