Labrador 100 - A Complete History of Popular Music

こないだの週末にこのコンピの話をしており、「いまだ全部は聴ききってない」とか
「まともにいっぺんにちゃんと聴こうとすると気合いがいるよね」とかいっていました。

一応4枚組の4枚ともさらりと聴いて、「でも後半3枚は最近のものだし、まあいいか」
と、なんとなく思い出深い気がする1枚目だけをPCとiPodに入れておりました。
そしてそのまま半年。

話をした後、ふと気合い入れずにiPodでヘッドフォンしてお休み前に聴きながら、
100曲すべてに解説のついた特製ブックレットを読んでいたら、
いてもたってもいられず、2、3、4枚目もiPod*1
ただいま通しでかけて聴いております。


ブックレットは、ラブラドール経営陣のインタビューと、
100曲全部の解説というか各個人の感想みたいなのとが中心で、
ラブラドール所属バンドのメンバーたちが自由なテーマでつくった「トップ5*2リスト」が
間にちりばめられています。
じっくり読むと、いろんなことが見えてきておもしろいものがありました。

いまさら曲リストをちゃんと見ていて、未発表音源も2曲あることに気づく。
リリースされていないのにシリアルナンバーは付いているレコードたち2枚。
リリースすると決めたらもうカタログに入れてしまうのか、その姿勢がおもしろい。
10年たって、このコンピでやっと発表された音源というやつは1枚目の10曲目。
Los Fancy Freeというバンド。詳細まったく不明。実はすごく気に入っていて、
「こんなバンドいたんだなー」とぼんやり思っていたひとたちでした。


100曲の音源のうちの多くは、ラブラドールサイトでダウンロードできるもの
だったりするのだけども、このブックレット、そしてなぜこのセレクションなのか、
というのがやっぱりすごく意味があって、それこそがラブラドールのみせる
「ポップミュージックの歴史完全版」なのだと思います。

と、半年以上たって力説してみております。
また、じっくり書いてみたい。

なので、とりあえず、
気になってるひとは買った方がより楽しいんじゃないかしらと思います。

*1:なぜならコンポが調子悪いので

*2:とかトップ4とか10とかわりと自由