play dead - ASTRID

so i play dead just cause i'm lonely

久々に聴きたくなってひっぱりだしたAstrid。1枚目か2枚目か、いつも悩む、けれども今日は迷わず2枚目「Play Dead」を。タイトル曲が聴きたかったから。

「死んだふりしてる、さびしいから」という歌詞がいつも頭から離れません。この後に続くフレーズは、「ぼくのベイビーは新しい誰かをみてる、新しい誰かをみてる、君を見てるんだ」で、せつなすぎるけれども、そこよりも「だから死んだふりしてるんだよ」というとこが、秀逸。どうこうではなくて、さびしいから、それだけ。

メロディがとか、コーラスがとか、ギターがとか、青春だとか、ポップだとか、このバンドを表すことばはいろいろあるけれども、わたしは歌詞も大きな魅力だと思う。もちろん音があってこそなのだけれども。フレーズがいちいち気になってぐいっとつき刺さる。一度もライブで観る機会がないままもう解散してしまってはやもう1年。それでもまだ新譜を待っている気分があるのはなぜかしら。わたしは知ってから解散までが3年ほどで、そんなに長くはないのだけれども、やっぱりすごく好きなバンドです。せつなすぎて泣きそうになる、とかいう手前のぎりぎりの旋律とがしがししたギターのバランスが、ありそうでない音なような気がする。
ウィリーの代わりにボーカルに入っていたこともある人がやっているHazey Janes*1は、そのへんのバランスとかがすごく似ている。Astridが好きなひとは好きなんじゃないかなーと思います。EPのみが発売されています。サイトで買えます。アマゾンでも買えたはず。Astridの1枚目のような疾走感があります。アルバムはまだ出ないのかな。EPからのシングルも現在ダウンロードオンリーでリリース中。

といって代わりになんてはならないのだけれども。